トランジェントマーカー、Flex マーカー、テンポマーカーとは
Flex を有効にしたオーディオリージョンで作業するときは、以下のマーカーが表示されることがあります:
トランジェントマーカー: オーディオリージョンの背景に薄いグレイの線として表示され、オーディオファイル内で音量が急激に大きくなるポイントを示します。トラックの Flex タイミング編集をはじめて有効にすると、そのトラックのオーディオのトランジェントが分析され、トランジェントマーカーが表示されます。詳細については、サンプルエディタでトランジェントマーカーを使って編集するを参照してください。 Flex マーカー: オレンジのハンドルが付いた白い線として表示され、オーディオ素材のタイミングを変更できます。Flex マーカーを動かすと、既存のトランジェントマーカーを境界とする前後の領域が圧縮または伸長されます。詳しくは、Flex マーカーを使って作業するを参照してください。 クオンタイズ Flex マーカー: 白い線として表示され、オーディオのクオンタイズ時に自動的に作成されます。単にクオンタイズマーカーとも呼ばれます。クオンタイズマーカーは、オーディオのクオンタイズの際にタイムストレッチされた位置を示します。クオンタイズマーカーを編集すると、通常の Flex マーカー(オンレンジのハンドル付き)に変換されます。詳しくは、オーディオまたは MIDI リージョンをクオンタイズするを参照してください。 テンポマーカー: 青い線として表示され、オーディオリージョン内でテンポが変わる位置を示します。タイムストレッチ操作の際にはそのテンポチェンジが維持されます。テンポマーカーがオーディオリージョンの終わりにあるときは、リージョンがプロジェクトのテンポに従っていることを示します。この場合、テンポを変更してもそのリージョンの長さは変わりません。詳しくは、Flex マーカーを移動してタイムストレッチするを参照してください。