オーディオ置き換え録音

置き換えモードでは、新しい録音がオリジナルの録音(またはその一部分)を置き換えます。通常の録音と同様に、新しく録音したデータは新しいリージョンに保存されます。また録音先となるトラック上にある既存リージョンは、録音のパンチインとパンチアウトの位置でカットされ、この範囲内にあるデータは削除されます。

置き換えモードで録音するには
  1. トランスポートバーにある置き換えボタンをオンにします。

    Figure. Replace button in the Transport bar.
  2. 録音先とするアレンジトラックで録音可能ボタンをクリックします。

  3. 録音の開始位置に再生ヘッドを設定します。

  4. トランスポートバーにある録音ボタンをクリックします(または対応するキーコマンドを使います。デフォルトはアスタリスクキーです)。

  5. トランスポートバーの停止ボタンをクリックすると(またはスペースバーを押すと)、録音が停止します。

置き換えモードでサイクル録音すると、既存のリージョン(またはその一部)は 1 周目のサイクル段階でのみ削除されます(パンチイン位置からパンチアウトまたはサイクル終了の位置まで)。2 周目のサイクル段階が始まると、録音は継続しますがリージョン(またはその一部)は削除されません。既存リージョンの終わり部分を置き換えたい場合は、2 周目のサイクル段階が始まる前に録音を停止する必要はありません。既存のリージョンの開始部分はそのまま残ります。

置き換えモードで既存のテイクフォルダ上に録音する場合、次のいずれかの結果になります: