「Logic Pro」には複数のドラッグモードがあり、リージョンを編集する際にはドラッグモードで動作が決まります。ドラッグモードはアレンジ領域の「ドラッグ」ポップアップメニューや、ほかのエディタで設定できます。
メモ: このセクションで論じている「ドラッグ」ポップアップメニューのオプションは、リージョンの場合を指しています。以下で説明する(リージョンの)動作は、エディタウインドウにドラッグしたイベントでも同じです。アレンジ領域の「ドラッグ」ポップアップメニュー設定と各エディタウインドウのドラッグモードは別々のものです。
「ドラッグ」ポップアップメニュー(アレンジ領域の上部)で次のいずれかの設定を選択します:
メモ: この設定が機能するのはオーディオリージョンと Apple Loops オーディオリージョンのみです。MIDI リージョンとソフトウェア音源 Apple Loops リージョンでは機能しません。
「シャッフル R」(「シャッフル L」)を使った場合、リージョンを右(または左)に移動すると、リージョンの終了位置と次のリージョンの開始位置の位置がそろえられ、2 つのリージョン間のスペースがなくなります。
ドラッグして重なったリージョンどうしは位置が交換されます。
リージョンを削除した場合、残ったリージョン(削除したリージョンの左または右にあるリージョン)は、削除したリージョンの長さ分だけ左または右に移動します。
いずれかのシャッフルオプションが有効なときにリージョンを伸縮させた場合、トラック上のほかのリージョンは変更後の長さに合わせて移動します。
「シャッフル R」モードでは、リージョンの左側が伸縮し、編集したリージョンの左にあるリージョンが移動します。編集したリージョンの前にあるリージョンは、最大でもプロジェクトの開始位置までしか移動できません。リージョンを長くした結果、前のリージョンがプロジェクト開始位置まで移動してスペースに余裕がなくなってしまった場合、編集したリージョンは既存のリージョンと重なります。
「シャッフル L」モードでは、リージョンの右側が伸縮し、編集したリージョンの右にあるリージョンが移動します。
メモ: トラックのチャンネルストリップで一度に再生できるのは 1 つのオーディオリージョンだけです。2 つのオーディオリージョンがトラック上で重なっている場合、後のリージョンが優先されます。